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一期→二期をつなげる話を書きたい!ってちょっと思った。
カタギリはグラハムが生き残っているのを知らないといいな…。もえだな…。



 *****
今でも、あの瞬間の事を思い出すと吐き気をもよおす。ガンダムと対峙するその直前に、通信回線が切れた瞬間。ブツリ、と唐突に会話が途切れるのはガンダムから出ているあの粒子のせいだと分かっている。わかっているけれど、途切れた会話に何か口では現せない不安を感じた。オペレーションルームできみからの通信が繋がるのをただ待っている間、僕は紙のような顔色をしていた、と後でそばにいた通信士に言われた。震えているのが自分でもわかっていたけれど、どうしても止められない。傍に置いたコーヒーの入ったカップがかちかち鳴るのを聞いても、止めることが出来なかった。
「回線繋がりました!」
その声に、一度は救われたと思った。次の瞬間に
「生体反応…ありません…」
と、言われるまでは。どうして!?どうして通信回線が復活したのに彼の生体反応がない!?ガンダムが戦線離脱したのか?彼は…彼は、どうなったんだ?口のなかがからからに渇いている。だけど聞かずにいられなかった。
「グラハムはどうしたんだ!通信は本当に回復しているのか!?」
静まり返ったオペレーションルームに響く僕の怒鳴り声はさぞ滑稽だっただろう。生体反応がない。その意味は深く追究しなくても分かり切っている。けれどどうしても言いたかった。聞きたかった。彼が、生きていると誰かに言ってほしかった。けれど僕の問いかけにはいつまで立っても返答はなく、モニターにはただ暗いだけのノイズ混じりの宇宙の映像が映し出されるだけだった。





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これ、ちゃんと清書してテキスト置場に移動させたい。
ちゅうかもうちょっと長い話にしたい。
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